それこそ、空から降って沸いたような事件でありました。
翌15日の朝は、噂を聞きつけた近郷近在の人々が詰め掛けました。
突然、警備の矢面にたたされた駐在さんは、おおわらわでした。ムラ人たちは高千弁がいくらステヤボボゲー(乱暴)でも、それは日本語ですからコミュニケ―ションは可能です。 けれども半年前までは「神州日本、鬼畜米英!!」。なにせストライクが「よし!」、ボールが「だめ!」。ラッパが、嘘か真か「真鋳まがりかね発音器」の世界ですから、彼には英語という言語は、脳みそからは排除されていました。
搭乗員は、わらわら集まってきた群衆から、機体を守れとの指示を出したのでしょう。駐在さんは、彼のきつい語句・手振り・表情からその意味合いを理解しました。
駐在さんは、さっそく縄を持ってきて、立ち入り禁止区域を設定しようと作業にとりかかりました。そして、彼の欲している事柄と自分が理解したであろう事柄を確認しようと考えました。けれども、悲しいかな英語のボキャブラリーは皆無。視線を宙にただよわせると〜〜〜〜
縄=ロープ
オッ!!!これって英語だね〜か
つづいて・・・・・
ピンとゆうのは、キツク張るの表現にもなっとるし、ほんで語感も英語にもにとるし・・・
駐在さんは、紅毛翆眼の巨躯である搭乗員に問います。
「ロープ、ピントハル?」
縄を持ち、両手いっぱい広げてもう一度
「ロープ、ピントハル?」
縄を持ち、何度も鳥が羽ばたくようにビ〜ンビ〜ンと
「ロォ〜プ、ピィ〜ントハルゥ〜?」
駐在さんの、身を呈しての訴えが効を奏し、C-47スカイトレイン「シスターアン号」は、群集から守られることとなりました。
<なんだなんだ、「スラムダンク」か「バカボンド」か、はたまた「アストロ球団」か。やぼにひっぱるね〜か>
<ウェ〜ン!!落とし所がわからんよ〜・・・(以下涙目)>
2004-09-24 | おんごろべ