さてさて、青天の霹靂。飛行機とともに8名(一説に7人とも)の異邦人を世話もしなければならなくなった村びと達。幸い、村長さんが旅館の経営者であったので、とにもかくにも案内して賄うこととなりました。
乗組員の中に一人女性がいて、その爪が真っ赤であったことと、虎皮文様のコートにびっくりし、廊下に軍靴のままあがりこむのにはまいりました。鋲の打った軍靴ですから廊下は穴だらけ。
それに、風呂は一人入った後は湯を抜いてしまうので、大忙し。1回ごとに沸かさなければなりません。
傍若無人というには、彼らには気の毒でした。ファーイーストの文化を理解せよといってもねー。大英帝国ジョンブル魂で突っ走るだけです。
ただ和式便所には困ったらしく?????で、苦労のあげく、逆方向にまたがって使用していたそうで、ムラ人もびっくりするやらおかしいやらだったそうで。
英国機不時着から6日目の1月20日、大時化になりました。相川の羽田の浜にソ連の漁船が漂着し、騒ぎになっている頃、「飛行機がノタ(大波)にやられる」と、ムラびと達は駆けつけてきました。ロープを車輪にひっかけ、アリンジョ(蟻)がたさかる(集まる)ように役場の下の高台まで力を合わせ引っ張り上げました。
この姿に機長は感激し、感謝の言葉をかけてくれました。
彼らとのコミュニケーションは、帰省中の2人の辞書を片手に交わされる英語力にゆだねられていましたが、この出来事がそれ以上の心のふれあいを深めたようです。
まだまだ続きます。
<おえーもげつけねえの〜。まだ落としどこがねーかさ。シモのモンたちが待っとるがさー>
<・・・・・・・>
<『スラムダンク』もそうだし『バカボンド』もそうだし、『リアル』もそうだし、おめー、井上雄彦か?>
<・・・・・・・>
<そのうち、作者取材のためとか、急病のためとかで、原稿落とすなよ>
<ドキッ!!!!>
2004-10-08 | おんごろべ