海府ごろよむ通信

■ 海府よもやま話 −海府の「へぇ〜」を紹介しています。−

キリョウヨシの出所

 吾妻男に都の上臈
    粋と情けを一つに寄せて
      色で丸めた恋の山
        そばで見るさえ憎らしい
          そりゃああんまり強すぎる
                      浄瑠璃「神霊矢口渡」平賀源内作


  ま、これが「吾妻男に京女」のいわれらしいのですが、この他に「奈良男に京女」とか「京男に伊勢女」というバージョンもあるようです。
  そういえば、韓の国でも「南の男に北女」なる言葉もあるそうな。男はともかく北の「美女軍団」も記憶にあたらしところで・・・・。

  ところが、へちこーぜーげーな、海府にもこげな例えがありまして・・・・


  水が水だか産土のそえか
     狄女に戸地男


  とか・・・・・エート・・・


  姫津男に狄女
     達者大根 小川ネギ


  とかいうものもあります。

  前にもちょこっと「海府美人」について触れておきましたが、太古ダッタン人や渤海人がこの地に漂着したくらいですから、彼の国のDNAが残されたということも想像に難くありません。

  こんな唄が伝わっています。
  再度、小野見のモンにご登場願います。


  あたり七カ村アネたち寄ろと
     マコメおクマがでにゃ闇だ


  もう一つ


  赤崎祭り
     マコメおクマがでにゃ闇だ


  そんな噂を聞きつけた佐渡奉行の役人が、こっそりおクマさんを見に盆踊りにやってきました。そしたら、さっぱりバカんなってしもうて、刀をどっかに落としてしまい、それを探すのに大騒ぎ。


  まこめ川原で刀を落とし
     五両損したクマ故に


  小野見ばっけーだとヨノモンが怒るし、まだ他の唄を紹介します。


  片辺の庄菊なれば
     命惜しゅうない露ほどに

  浜に出てみよ太左マツは通る
     柳姿で桜色(高下のキリョウヨシのルイケです)

  清水寺のイチョウの木が枯れようと
     五郎兵衛おタカが枯れにゃよい

  大倉の藤四郎マキの
     帯になりたい巻かれたい

  矢柄三島にかかりとうねいか
     太郎兵衛おゲンと寝とうねいか
(真更川カモ島にかかりとうはないが おサン見たさに来てかかる、という唄もあります)

  源兵衛おサツは岩に咲くツツジ
     あれをなこれをなと見るばかり

  源兵衛おサツと惣吉ハナは
     内裏雛で箱入りだ

  岩谷口行かば
     浜の半兵衛のヨシみてござれ

  以上、『佐渡相川の歴史資料集9 相川の民俗U』からでした。


  ま、なんです。
  海府のアネだちがタビに出て、戻ってくるとオオバケしておるしの〜。
  アンチャンだち青い鳥ばっけ追いかけてオンなや。

  というわけで、またまたオチ無しです。

 

2005-03-25 | おんごろべ

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