吾妻男に都の上臈
粋と情けを一つに寄せて
色で丸めた恋の山
そばで見るさえ憎らしい
そりゃああんまり強すぎる
浄瑠璃「神霊矢口渡」平賀源内作
ま、これが「吾妻男に京女」のいわれらしいのですが、この他に「奈良男に京女」とか「京男に伊勢女」というバージョンもあるようです。
そういえば、韓の国でも「南の男に北女」なる言葉もあるそうな。男はともかく北の「美女軍団」も記憶にあたらしところで・・・・。
ところが、へちこーぜーげーな、海府にもこげな例えがありまして・・・・
水が水だか産土のそえか
狄女に戸地男
とか・・・・・エート・・・
姫津男に狄女
達者大根 小川ネギ
とかいうものもあります。
前にもちょこっと「海府美人」について触れておきましたが、太古ダッタン人や渤海人がこの地に漂着したくらいですから、彼の国のDNAが残されたということも想像に難くありません。
こんな唄が伝わっています。
再度、小野見のモンにご登場願います。
あたり七カ村アネたち寄ろと
マコメおクマがでにゃ闇だ
もう一つ
赤崎祭り
マコメおクマがでにゃ闇だ
そんな噂を聞きつけた佐渡奉行の役人が、こっそりおクマさんを見に盆踊りにやってきました。そしたら、さっぱりバカんなってしもうて、刀をどっかに落としてしまい、それを探すのに大騒ぎ。
まこめ川原で刀を落とし
五両損したクマ故に
小野見ばっけーだとヨノモンが怒るし、まだ他の唄を紹介します。
片辺の庄菊なれば
命惜しゅうない露ほどに
浜に出てみよ太左マツは通る
柳姿で桜色(高下のキリョウヨシのルイケです)
清水寺のイチョウの木が枯れようと
五郎兵衛おタカが枯れにゃよい
大倉の藤四郎マキの
帯になりたい巻かれたい
矢柄三島にかかりとうねいか
太郎兵衛おゲンと寝とうねいか
(真更川カモ島にかかりとうはないが おサン見たさに来てかかる、という唄もあります)
源兵衛おサツは岩に咲くツツジ
あれをなこれをなと見るばかり
源兵衛おサツと惣吉ハナは
内裏雛で箱入りだ
岩谷口行かば
浜の半兵衛のヨシみてござれ
以上、『佐渡相川の歴史資料集9 相川の民俗U』からでした。
ま、なんです。
海府のアネだちがタビに出て、戻ってくるとオオバケしておるしの〜。
アンチャンだち青い鳥ばっけ追いかけてオンなや。
というわけで、またまたオチ無しです。
2005-03-25 | おんごろべ